半袖シャツは、ビジネスではあり?なし?
毎年夏になると暑さ対策が欠かせませんね!
街ゆくビジネスパーソンも、半袖シャツ(ワイシャツ)の着用率が目だってきました。
しかし…
その半袖シャツの着こなしで、時々違和感を感じることがあります。
そもそも、ビジネスの現場で『半袖シャツ』ってありなのでしょうか?
基本的にはビジネスで『半袖シャツ』は、なし。
ビジネスの現場で半袖シャツは、ありかどうか…?
これは意見が分かれるところだと思います。
「クールビズ」の服装例は日本独特のものです。
これをもう少し広げて、国際的なビジネスマナーの観点から言いますと、やはり半袖シャツは「ナシ」と言えます。
失敗しない半袖シャツの選び方
とはいっても、日本ではクールビズが推奨されて久しく、職場環境や職種によっては半袖のワイシャツもだいぶ許容されてきました。
なので、半袖シャツを着るならばぜひかっこよく着てもらいたいと思います!
実際に半袖シャツを着ることによって、だらしなく見えたり、おじさんぽく見えてしまう方が多くいるからです。
主な理由として
- 袖まわりがゆるすぎる
- 袖の長さが肘くらいまできてしまっている
ということが挙げられます。
これを回避する方法があります。
それは、『半袖の袖幅(そではば)が狭いシャツ』を選ぶことです。
イメージとしては、着たあとに袖の余りをつまんでみて、3㎝以内に留めます。
だいたいの方は、こぶし一つ入ってしまうくらいの余裕があったりします(笑)
そして、この袖幅が狭いシャツを選ぶと、自ずと袖の長さも上腕の半分以下の長さになります。
つまり袖の長さも適正になり、国際的雰囲気イケメン度もぐっとアップします。
この選び方のポイントは、カジュアルシャツやポロシャツでも同じなので、ぜひ応用してみてください。
ただし、繰り返しますが半袖シャツはあくまで例外です。
欧米の方と関わる時や、他社を訪問するとき、大事な方をオフィスでお迎えするときなどは長袖のシャツを着用することを強くおすすめします。
ビジネススーツの下に、半袖シャツを着るのは絶対ナシ
「とりあえずスーツさえ着ていればきちんと見える」とばかりに、ビジネススーツの下に半袖のワイシャツを着ている方も見かけますが…
これは絶対ナシです。
そもそもワイシャツの役割は、“下着”です。
肌が直接スーツ生地にあたらないようにし、汚れるのを防いでくれるのがワイシャツの働きなんです。
だから、ジャケットの襟の後ろが汚れないように、ワイシャツを襟から1㎝くらい出して着ますね。
袖も同様、袖からワイシャツが1㎝~1.5㎝くらい出ているのが通常の着こなしです。
…そう考えるともうお分かりですね。
“普段見えるはずのワイシャツの袖がジャケットの袖先から全く出ていない”という状態。
これは正しい着こなしを知っている者から見ると、違和感を感じるのです。
国際的雰囲気イケメンを目指す方は、ビジネススーツには必ず長袖のシャツを合わせましょう。
長袖のワイシャツ-夏の着こなしポイント
ジャケットを脱いでも、夏場の長袖シャツの暑さは半端ないですよね!
半袖を着たくなる気持ちもわかります。
しかし、私が覚えている範囲では、ビジネスで半袖のワイシャツを着ていた外国人のエグゼクティブはいませんでした。
(そういった方は社用車通勤だったり、そうでなくても朝かなり早くから出社するなど工夫されていましたが…。)
特に欧米では半袖のワイシャツ、という文化がないんですね。
そこで、夏でも長袖を着るという方には、“腕まくり”をおススメします。
国際的な着こなしとしても“腕まくり”は、あり。
見た目にも涼しげになります。
腕まくりのポイントは、“きちんと感”を意識すること。
ぐちゃぐちゃっと丸め上げずに、生地を折り上げるようにします。
ちなみこの腕まくり。
実は女性から見ると結構「カッコいい♡」と思うしぐさのひとつだったりもします。
さりげな~く使ってみましょう!
まとめ
半袖シャツは、基本的にビジネスシーンではなしです。
特に、欧米の方と関わる時や、他社を訪問するとき、大事な方をオフィスでお迎えするときなどは絶対です。
ただ最近は日本ではクールビズなどでビジネスシーンでの半袖シャツが容認されつつあるので、もし着るのであればかっこよく見えるように選び方に注意しましょう。
ビジネスで外見を整えるということは、相手への敬意を示します。
ビジネスで会った相手の身だしなみが整っていたら、あなたはその方に非常に好感を持つでしょう。