おしゃれ初心者さんのコート選び 3つの基本

2年くらい前から、いやもっと前からかもしれません。
コートを新調したくてずーっと探していました。
イメージコンサルティングに出会ってから、自分のイメージにそぐわないもの、太ってみえるものは絶対に買わないと決めています。
なので、これというコートに出会うまで、かなりのこだわりを持って探すことになります。
「今日はぜったいにとっておきの1着と出会いたい!」と思って相当な気合を入れて出かけたのに、見つからなくて1日中歩き回ったこともありました。
そこで今日は、おしゃれ初心者さんにむけて、コートの選び方を3つ書いてみます。

その1 どんなコートがほしいかイメージを決めておく

例えば、「今日はダウンコートを買おう!」と思って出かけるとします。

しかし、買い物に行くと素敵なコートがたくさんあって、「ダウンコートが欲しかったけど、このウールのコートでもいいかも…」なんて思ってしまったりしませんか。

あるいは、「今日までセール!」などというセールス文句についつい引きずられて、お目当てのダウンコートではなく、トレンチコートを買ってしまった、など。

本当に欲しかったら良いかもしれませんが、やはり、買う前に「これが欲しい!」と思ったものは、結局後になっても欲しいものなのです。

また、コートのような値の張るものを衝動買いをしてしまうと、後々後悔したり、仲の良い友達が似たようなものを持っていて気まずくなったり、といった残念なことが起こりがちです。

なので、買いものに行く前に、

・素材や形(ダウン、トレンチ、キルティング、チェスター、ライダースなど)

・色(黒、茶、ベージュ、グレーなど)

は決めておいて、それ以外のものは「見ない!」「手にとらない!」と固く決意して出かけるようにしましょう。

その2 色はベーシックカラーで、無地を選ぶ

ベーシックカラーとは、

・黒
・茶色
・ベージュ
・白
・紺
・グレー

などのことを指します。
たまにトレンドカラーのコートも売っていて、店員さんに「今年の流行色なんですよー!」とか言われたりしますね。
すごくきれいで惹かれるかもしれませんが、ここはぐっと我慢。
おしゃれ初心者さんにとってはハードルが高くなるからです。
私も一度、水色のコートを買って失敗しています。
コートって、全身に占める割合が大きいですよね?
その大きい割合が「水色」だったので、靴、パンツ、バッグとの色合わせがすごく難しかったのです。
それから、「無地」であることも重要。
チェックのコートも素敵ですが、同じ理由で、全身に占める割合の大きいものが柄物というのは、コーディネートが少々やっかいなのです。

その サイズ感に注意する

コートだと、どうしても「大きめ」を選んでしまう方が多いように思います。
また近年のトレンドがざっくり、大きめですので、なおさらそうなる傾向にあります。
しかし、あえて大きめを選ぶと失敗することになりかねません。
この「大きめ」ブームも、来年には終わっているかもしれません。
また「大きめ」を着ると、体型をカバーするどころか、逆に余計大きく見えてしまう人がいます。
これは、「骨格診断」をすればわかるのですけどね(当品格研究所でも行っています)。

おしゃれは我慢だ、という言葉があります。
大きめのコートは、腕周りなどの動きは確かに楽です。
でも、やはりサイズ感があったコートが、一番体型を美しく見せてくれるのです。
サイズ、ではなく「サイズ感」です。
同じ9号、Mサイズでも、メーカーや形によっては「小さい」と感じたり「大きい」と感じることもあるでしょう。
また、ジャケットを常に着るようなかたは、必ずジャケットを着て試着してサイズ感を確かめてくださいね。

まとめ

今日は、おしゃれ初心者さんのコート選び、3つの基本について書いてみました。
その1:どんなコートがほしいかイメージを決めておく
その2:シックカラーで、無地を選ぶ
その3:サイズ感に注意する
なかなか買い換えないコートですので、決して「これでいいや」なーんて妥協しないでくださいね。
あなたにとっておきのコートが見つかりますように。

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