「すごい!」と思わせるプレゼンのための準備

「すごい!」と思ったプレゼンやスピーチ。あなたならどんなものを思い浮かべますか?

私なら、故スティーブ・ジョブズ氏がスタンフォード大学の卒業式で行ったStay Hungry, Stay Foolish, オバマ元大統領が行ったHiroshimaでのスピーチ、DropBoxの創業者ドリュー・ヒューストン氏がMIT(マサチューセッツ工科大学)の卒業式で行ったスピーチなどが大好きです。

日本人なら、講演家の鴨頭嘉人さんや、教育家の高濱正伸さんが配信しているYoutubeをいつも「う~ん、すごい!」と思って聞います。

ではなぜ彼らのプレゼンやスピーチを「すごい!」と思うのでしょうか。

洗練されたレイアウトのパワーポイント、すてきなアニメーションを使っているからでしょうか?

ファクト(事実)とか研究結果に基づくトークだからでしょうか?

もちろん、そういったことも効果的でしょう。

でもそれらは、木に例えると「枝葉」ではあっても「幹」ではありません。

素晴らしく優れたプレゼンターというのは、聞き手をうまく「まきこみ」ながら、主張を伝えています。

これが重要なのです。

そしてそのためには「準備」が絶対に必要です。

今回は基本の3つの準備についてお伝えします。 この内容を実践すれば、説得力のある、印象的なプレゼンやスピーチに一歩近づけますよ!

準備1 聞き手のニーズをつかむ

聞き手をまきこむための最初のステップとして、「聞き手のニーズ」について考えてみましょう。

– 聞き手は誰ですか?

-その人たちのお悩みは何でしょう?

-プレゼンやスピーチから何を学んでもらいたいですか?

これらを考えることで、プレゼンにどんな情報を含めるか、あるいは省くか、そしてそれを最適な方法で伝えるにはどうしたらいいかがわかってきます。

聞き手がどんな属性で、そのテーマの知識がどの程度あるか、どんな課題があるのかを想像しながらプレゼンに臨めば、後で「難しすぎてよくわからなかった」「何も目新しいことがなかった」という不満が出るのを防ぐことができます。

準備2 テーマを繰り返しちりばめる

プレゼンやスピーチでは、「もっとも相手が学びたいこと、知りたいこと」を重要なテーマとし、それを中心に内容を考えていきます。

その重要なテーマですが、折に触れて何度も伝えて下さい。

「最初に言うんだし、あまり言うとクドくないですか?」

と思われるかもしれませんね。

でもある研究によると、人は一度見たり聞いたりしただけでは、それをほとんど記憶にとどめておくことができないそうです。

ですから、プレゼン冒頭でさらっと触れた程度では、聞き手は「このプレゼンで大いに学べた!」という感覚を持てないまま帰ってしまう可能性があるのです。

そのため、視覚的(目から)にも、聴覚的(耳から)にも、くりかえし言葉を変えながら最も伝えたいポイントに触れてください。

データを見せては、主題に近い言葉で伝える。

写真を見せては、主題をカタカナに言い換えて伝える。

そうすると、聞き手も「なんだかんだいろんなデータや写真を見たけど、結局は〇〇ってことね」と納得します。

人は納得すれば行動しますし、行動すれば結果が出ます。結果が出たらあなたのプレゼンを「すごかった!よかった!」と思うようになりますよね。

準備3 W, I, I, F, M -関連性を持たせる

聞き手をうまく「まきこみ」ながら主張を伝えるための準備として、最後に「関連性を持たせる」ということを紹介します。

英語のプレゼンについて学んだときに、講師からもらったキーワードがこれです。

「W, I, I, F, M」

なんの頭文字かわかりますか。

答えは “What’s In It For Me?”。

 「それって私にどんな得があるの?」

です。

実は私、タイトルや内容に惹かれて申し込んだセミナーの途中で、ふと

「これって私に何の関係があるんだろう…」

「てか、なんで私ここに座ってるんだっけ?」

こう思ってしまった経験があります。

そして、いったんこんな疑問が頭に浮かんでしまうと、聞き手は一気に興味を失ってしまいます。

こうならないためにも、「あなた(聞き手)に大いにメリットがある内容なんですよ」というメッセージや問いかけを随所でしていくことが大事なのです。

具体的には、こんな感じです。

「こんなお悩みありませんか」

「では、そんな時にはどんな解決方法をとりますか」

「〇〇って実感した経験はないでしょうか」

聞き手はプレゼンターから問いかけられると、それまでの「聞く」というスイッチから「自分ごととして考える」という別のスイッチを押されるわけです。 「準備1」で聞き手のニーズをつかんでいれば、聞き手が思わず「そうそう!」と言ってしまうような問いかけは、すぐに見つかるでしょう。

まとめ

聞き手をうまく「まきこみ」ながら、主張を伝え、「すごい!」と思わせるプレゼンのための準備は3つ。

1.聞き手のニーズをつかむ

2.テーマを繰り返しちりばめる

3 関連性を持たせる

次回のプレゼンや講演の機会にぜひやってみてください。

あこがれのプレゼンやスピーチに大きく一歩近づけますよ!

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