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ほんのレビューです「不格好経営」

持ち服すべてが勝負服！
モテ服コーディネーターのえびさめです。

仕事柄ファッション関連の本を読むことが多いえびさめですが、今日は、久々にビジネス書を読んだので感想を書いてみたいと思います。

「不格好経営～チームDeNAの挑戦～」
南場智子著
日本経済新聞出版社
おススメ度　★★★★★（最高！）

オークションサイトへの参入、モバゲーの開始、マザーズ上場（のちに東証一部へ）、旅行業界参入、球団買収…と、DeNAの軌跡の一部を見ただけでも相当な快進撃ですが、著者であり社長の南場さんは、これらの成功体験にスポットをあててはいません。

反対に、その裏で起こっていた数々の非常事態について生々しく書き綴っています。

ここまで手に汗握る展開を書き起こせたのは、人に「任せる」ことを社風にしながらも、絶体絶命のピンチでは社長が陣頭指揮をとって、解決するまできっちりと責任をとってこられたことに尽きると思うのです。

そうでなければ、ここまで書けないと・・・。

著書の南場智子さんは、しきりに「こんなバカな自分についてきてくれて…」と謙遜されています。

本の題名も「ザ・DeNA女社長！栄光の軌跡☆」でとかも全然おかしくないのに、「不恰好経営」ですよ？

腰の低い南場さんの思いが込められていますねー！

ビジネスゲームを仮想現実の世界でやっているのを見ているような、臨場感あふれる素晴らしい本でした。

いや～、あんなことがえびさめに次々起こったとしたら、本当に命もお金も全っっっく足りませんよ！

神様は本当にその人に耐えうる試練を与えている、と思わされます。

そして、出会うべき時に出会わなくてはならない人にと巡りあうようにできている、と改めて感じました。